たまご論争
注)完全に雑談
いきなりですが、昨夜の夕食はすき焼きでした。ステーキじゃないですよ、すき焼きです(笑)
自粛生活で外食を我慢してくれている家族に対して、ささやかなご褒美をと思い、少々奮発したお肉を購入してみました。そして、想像以上に喜んでいるすき焼きが大好物のご主人さま。後から知りましたが、食べる前からTwitterで「今夜はすき焼き♪」と呟いていたようです。
チョロい男だ
我が家では「今夜はすき焼きにしようと思う」という私の第一声に対して、ひとつの確認が入ります。
夫:「卵は何個まで使っていいんだい?」
私:「・・・。お好きな分だけどうぞ。」
夫:「やたたたー!!!!」
チョロい男だ
でもよく見てください。私の「・・・。」という微妙な間っ!含みまくった感情を抑えてからの返答。
その含みのワケは、数年前に勃発した「すき焼きの卵」問題が多いに影響しています。
わたしの実家では、すき焼きに使う卵はひとり1個というのが当たり前でした。
その理由は「卵はひとり1日1個まで!」「それ以上食べるとコレステロールを摂りすぎてカラダに悪い」という母からの刷り込み教育が浸透しており、お昼に卵を食べた場合は夜は食べてはいけないのだと、子供ながらに2個以上食べてしまった場合は軽い罪悪感を覚えるほどに育ちました。
そんな私も家庭を持つようになり、自宅ですき焼きを食べていた時に事件は起こりました。
食事の途中で夫が冷蔵庫から卵を何個も持ってくるのです。そして、卵を鍋に割り落としポーチドエッグみたいなものを作りはじめたかと思えば、溶き卵を追加しては肉をくらう、卵を追加しては肉をくらう。合計4個の卵を1食のすき焼きで使うでした。(もちろん、私は1個の卵で満足です。)
さり気なくカラダに良くないよと諭すも、シャットアウト!聞く耳持たず…。終いには「卵ぐらい好きに使わせてくれ」と仰せ。
売り言葉に買い言葉。
「すき焼きにそんなに使う必要あるん?」
言いたい事は山ほどあったのだが、口が達者な相手に対して私の勝ち目はないだろうと思い、これが精一杯の反抗。
それ以来、私は「すき焼き」が好きじゃなくなりました。
しかし、この「卵はひとり1日1個まで説」は2015年に厚生労働省から発表されたデータによって撤廃されたのは記憶に新しいですよね。
コレステロールの摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられるものの、目標量を算定 ─126─ するのに十分な科学的根拠が得られなかったため、目標量の算定は控えた。
引用元:「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」 策定検討会報告書
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042631.pdf
今まで守り続けてきた数十年は何だったのか!あのすき焼き論争は必要無かったではないか!
この情報を夫が知っているのか、知らないのかは定かではないが、敢えて私からは触れることはないでしょう。
すき焼きの卵を何個使っていいか律儀に確認する夫よ…
私はだし巻きを作る際に、卵を4つ使っていることをココに置いてゆきますね(笑)
何はともあれ、摂りすぎは良くない事には違いないので、全体のバランスを見た食事が大切ってことですね。