せしこの足跡

メディカルアロマ・手作り石けん・漢方の学びの足跡を日常の呟きとともに

キッカケの扉② アロマテラピー

わたしが手作り石けんと出会ったのは、アロマの先生からお借りした本がキッカケであったのですが、なぜアロマを勉強するに至ったのかを辿っていきたいと思います。

 

◆アロマを学ぶトキって?

そもそもアロマで何の勉強をするのか?

女子力高めアピール系の自己満の世界でしょ?

時間を持て余した金持ちの習い事か?

 

完全に偏見の塊(笑)であった若かりし頃の私の脳内では、決してお安くはない授業料を投資してアロマを学ぶ事に対して、必要性が感じられず否定的に捉えていたのかもしれません。

しかしながら、女性のココロは変わりやすいものであり、そんな偏った考え方も20代で卒業です!これもあるある話ですが、30歳を超えてくると美容よりも健康への意識が高まってくるものですよね。

 

そうした意識の高まりと、とあるキッカケから私は「経絡」と出会い、トリートメントの手技を習得するためのスクールに通い、それから数年の間は会社員とセラピストという2足の草鞋生活を送ることになりました。(※この経緯や詳しいことはまた今後書くことにします。)


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残念ながら、生活リズムの乱れや家族との時間のすれ違い、手荒れやアトピーの悪化なども重なり、程なくしてセラピストの仕事をいったん手放すことになりました。

 

その結果、身近な人たちのために無理のないペースで施術をすることが、自分のライフスタイルに合っており、精油やキャリアオイルについても今まで以上に理解を深めていきたいと思いました。

 

このような流れから、決めたら即行動派な私は、アロマをしっかりと学ぶためのスクール探しに猛進しました。

 

◆アロマ協会はどう選ぶ?

アロマの協会はいろいろあると思いますが、おそらく多くの方は3つの協会で迷われるのではないかと思います。

実は私が通っていたトリートメントスクールでもAEAJの資格対応コースがあり、精油の基本的な授業は受講済みでしたので、そのまま本コースへ進むこともアリかと思いましたが、私が次なるステップとして選んだ協会は「NARD JAPAN」でした。

 

協会の大きな違いは、

  1. ラクゼーションを目的としたイギリス式(AEAJ/AJJ)
  2. 医療や治療目的としたフランス式(NARD JAPAN)

というところが最初の分かれ道であり、この点に関しては、迷うことなく後者のフランス式のメディカルアロマを選択しました。

さらに精油もメディカルグレードのものを使用するということが、より安全性が高く安心できるポイントでした。

 

また、精油の効能について"どのように知りたいか"というところが、最大の決めてと言ってもいいでしょう!


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◆NARD JAPANを選んだワケ

メディカルアロマとして精油を使用するには、精油の化学成分や効能について、しっかりと理解する必要があると思いました。

 

例えば、グレープフルーツ精油ついて

「グレープフルーツ精油には、食欲を抑制する効果が期待出来るので、ダイエット時に嗅ぐのがおすすめです」

と教えていただいた時に、どう受け止めるか。

 

  1. なるほどー!早速生活に取り入れてみようと思う素直な方
  2. は?その根拠は?その理由が知りたいんですけど。と反論したくなるやや偏屈な方

 

極端に表すとこのような表現になってしまいましたが、私は完全に「2」のタイプです(笑)

そんな私のような偏屈者タイプは、「なぜ?」を消化できないと納得できないので、それを解消できるNARD JAPANで学ぶことが適していると思えたからです。

 

ちなみに、この偏屈タイプには、このように説明してみると腑に落ちやすいです。

 

「グレープフルーツ精油に微量に含まれる【ヌートカトン】には、交感神経を高めて脂肪をエネルギーに変える働きを促進する作用や、この特徴的な香りによって多幸感を得られることから、満たされた気持ちになり、食欲抑制効果が期待できるので、ダイエット時に取り入れると有用な精油のひとつです。」

 

あくまでも、断定しない。成分やエビデンスから効能を理解したうえで、精油を安全に自分で処方する力をつけることが重要と言えるのではないでしょうか。

 

 

◆資格を取得したあと

そんな私も解剖学に苦しみながらも、一昨年インストラクター資格を取得し、現在に至ります。

インストラクター=「開校」と思われるでしょうが、もともと受動型気質のわたしは、予定も無ければ講師活動をするつもりも今のところはございません。

周りからは勿体ないと言われますが、その先どうするかは人それぞれだと思っています。

 

もちろん、伝えることで成長できる事の大きさも十二分に感じていますので、まずはブログと言う自己満の世界で細々と気ままに綴っていこうという次第でした。

 

チャンチャン♪(笑)